JR優等列車新種別案

ムーンライトながらなどの夜行快速は、全車指定席だが明らかに満席になりやすい列車なのに自由席が設定されないケースが多い。
理由は客の大半が青春18きっぷ利用者で、採算をとるには指定席にせざるを得ないからである。
仮に自由席設定と同時に特急又は急行に格上げしたとしても18きっぷが使えなくなって客が減るデメリットが生じてしまう。

そこで、特急・急行と快速の中間的な種別を考えた。

即ち、青春18きっぷを筆頭とする特急・急行を利用出来ない企画乗車券と特別料金の組合せで乗車出来る種別である。
こうすれば夜行快速に特急料金又は急行料金を採用する際に特急や急行に格上げする必要がなくなる。
乗車整理券が必要なホームライナーやセントラルライナーに関しても乗車券だけで乗れる快速との明確な区別をつける目的で名乗らせるといい。

逆に、特急しか走っていない時間帯が多い特急誘導区間では該当する区間のみを格下げする手段にもなりうる。
快速に格下げすると採算が悪化するのなら企画乗車券利用客にも乗車チャンスを与えつつ、確実に特急料金を徴収する手法もあるじゃないか。
ある程度のハンデも必要だろう。例えばJR東海の青空フリーパスみたいに特急券及び急行券の新幹線乗り継ぎ割引適用を受けられなくするとか・・・。


つまり今の種別のルールではアメとムチのような手法がやり辛い。




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