0点完走する為のテクニック

これから0点完走に挑戦したい方々の為に執筆した。
実際のプレイはこれらのテクニックを適切に組み合わせるタイミングを見極める必要がある。あくまで参考程度に。
作品ごとの減点システムの違いはローカルルールと減点システムの詳細を参照。

1:持ち時間を稼ぐ
プレイスタイルの性質上、持ち時間が大量に減るので、真面目にプレイするよりも更に積極的に持ち時間を稼がなければならない。

1−1:0m停車
終盤の大減点に備えるべく、序盤から中盤にかけて0m停車を繰り返す。
誤差2秒以内に停車すればGREAT、誤差3秒以上だとGOOD。連続GREATだと貰える秒数が増える。
駅構内で再加速や非常ブレーキを使うと停車ボーナスがもらえないだけでなく持ち時間が減らされるぞ。
遅れて停車すると持ち時間が減らされるので、基本的に定刻通りもしくは早着でやっていきたい。
誤差0cmで停車すればエクセレントで10秒もらえるぞ。ただし、GREAT又はGOODの条件を満たすこと。

1−2:警笛
特定の地点で警笛を鳴らすとボーナスで持ち時間が2〜3秒増える。
踏切、鉄橋、トンネル、ホーム、作業員、線路沿いの動物の手前が多い。

1−3:セクション
交流電化路線ではマスコンを切った状態でセクションを通過すると持ち時間が増える。
ただし、ディーゼルカーの場合は持ち時間が増えない。

1−4:定通
通過駅のある列車でしか味わえないボーナス。連続成功で貰える秒数が増える。
通過駅だらけの列車では最も重要な持ち時間稼ぎの手段。

1−5:踏切事故回避
特定の駅を一定以上早着すると次の区間で踏切でトラックが立ち往生する。
真面目に止まれば10秒貰えるが、逆にトラックに激突すると10秒減点。
64では特殊信号発光機が光ってる間は時刻が止まるが、区間によって発光地点から踏切までの距離が異なる。
発光地点から踏切までの距離が長い場合は時間停止を活かして真面目に止まる余裕がある。
逆に踏切までの距離が短い場合は減点承知で全速力でトラックに突っ込んでしまったほうが無難。
発光地点よりも手前から前もって速度を落としていると、その分だけ大きなタイムロスになり、後々の区間で悪影響が生じるからだ。


2:効率の良い減点
評価を下げる操作には持ち時間を減らさずに出来るものがあるので、それらを可能な限り実行した上で、
持ち時間が減ってしまう操作は必要最小限に減らすこと。

2−1:急ブレーキ
急激にブレーキ7〜8を入れるか、急激にブレーキを解除すると、「ブレーキ」と「安全性への配慮」の両方が減点される。
非常ブレーキをかけてしまうと持ち時間が減ってしまうので、急ブレーキの際には勢い余って非常をかけてしまわないように気を付けよう。

2−2:最高時速
最高時速の95%以上を出してしまうと「安全性への配慮」で減点される。
速度制限が無く、駅間距離の長い区間で早着を狙うなら自ずとこれを実行する事となるだろう。

2−3:ブレーキ解除
戸閉知らせ灯が点灯する前にブレーキを解除すると「安全性への配慮」で減点される。
この時マスコンを入れると持ち時間が減ってしまうぞ。

2−4:信号・標識無視
「信号・標識を守る」の評価を下げる唯一の手段で、速度制限標識や信号を無視すると減点される。
信号無視すると強制停止させられてしまい、後々に悪影響を与える場合が多いので、なるべく速度制限標識のみに絞りたい。
持ち時間を減らされる操作なので、最低評価を満たせるだけの最低回数に抑えること。

2−5:信号変化を制しつつダイヤを乱す
ダイヤを乱すのは「ダイヤの正確さ」を下げる唯一の手段。そして0点完走における最難関減点項目といってもいいだろう。
ところが実行タイミングを誤れば信号変化によって後々の区間に悪影響を及ぼす可能性が孕んでいる。
一定秒数以上累積早着すると次の区間で信号変化が発生してしまうし、到着や通過が遅れると1秒ごとに持ち時間が減っていく。
信号変化を発生させると次の区間以降に延々と悪影響を与え続ける場合もあれば、1秒でも遅れると次の区間を定通出来なくなる場合もある。
もし信号変化を発生させてしまった場合は次の区間で定刻もしくは1秒以上遅れて停車又は通過すれば信号変化がリセットされる。
走行速度が総じて低く、ダイヤにも余裕がある区間は減速や出発警戒が出ても痛くもかゆくもない。
しかし走行速度が総じて高く、ダイヤにも余裕がない区間だと信号変化自体が致命傷となりうる場合が多い。
従って、路線や区間によって信号変化を予防するか、信号変化を許容するか等々の対処法が変わる。
上記の通り、非常に制約が多く、円滑にダイヤを乱すには先の区間の事を考えた時間管理をする必要がある。
列車ごとの時間管理方法は基本的に以下の2つに大別出来る。
★例1:各駅停車の場合の時間管理
基本的にダイヤに余裕がない区間での信号変化を予防しつつ、連続してダイヤに余裕のある区間で早着を実行。
途中で減速が出た場合は基本的に守る。
出発警戒が出たら信号無視して一旦急停車させられた方がタイムロスが少なくて済む。
★例2:通過駅だらけの列車の場合の時間管理
基本的にダイヤに余裕がない。停車駅と通過駅が入り混じった一部の列車を除けばの話だが。
連続定通ボーナスや信号変化予防との兼ね合いも考えればほぼ終着駅に絞られる。列車によっては途中の停車駅でも早着可能。
早着秒数が終着駅だけでは足りない場合、終着駅よりも1つ手前の駅で信号変化させないギリギリの早着秒数で停車又は通過するといった調整も必要。
終着駅が車止めならば最高速度で車止めに突撃し、終着駅だけで後述のオーバーランとの両立も可能。

2−6:オーバーラン
「停止位置の正確さ」の評価を下げる唯一の手段。合格範囲を過ぎると持ち時間が減ってしまう。
合格範囲の誤差が大きい場合、誤差を目一杯生かせば持ち時間を減らさずに停止位置評価を下げられる。0m停車ボーナスを諦める必要はあるが。
0m停車する回数を確保することも考えれば、やはり終着駅で一発で停止位置評価を最低にする最低ラインを満たすのが理想的。
車止めにぶつける手もある。停止位置から車止めまでの距離が停止位置評価を最低にする距離と同じであれば利用しない手はない。
作品によっては非常制動停車扱いで減点されてしまうので、該当作品では持ち時間に余裕を持っておくこと。
なお、盛岡駅新幹線ホームに停車中の連結予定車両に激突した場合も車止め激突と同じ扱いである。
★例1:停止位置から車止めまでの距離が停止位置評価を最低にする距離よりも若干多い(8〜10m程度)
基本的に距離に応じた減点秒数を上回る持ち時間を残しておけばOK。
ただし、車止め激突が非常停車扱いで減点される作品はその減点分も含めて持ち時間に余裕を持たせる必要がある。
★例2:停止位置から車止めまで10mしかない
基本的に他の停車駅で不足分を補う。しかし、車止め激突が非常停車扱いで減点される作品且つ、持ち時間が少なく、
非常停車の減点で持ち時間を0にされてしまう場合は車止め激突を諦め、他の停車駅でオーバーランするしかない。



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